2010年09月12日

■薬の話 (中公新書) 山崎 幹夫 (著)

■薬の話 (中公新書) 山崎 幹夫 (著)
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今週の「医薬品ができるまで」でも引用させてもらった本です。

近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。

その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に“新しい”薬への過信の入り混じった、いわば薬の氾濫の時代を生み出してしまった。

本書は、ペニシリン、モルヒネ、ビタミンB、インスリン、タカジアスターゼなどの身近な薬品開発のドラマと、効能や副作用のメカニズムを多彩なエピソードを混じえて語り警告する。

とにかく、本書の特徴は、著者の山崎先生が文学好きだ、ということ。

「夏目漱石」はタカジアスターゼを愛用。
「北原白秋」が糖尿病であるということからインスリン。
「正岡子規」の結核からストレプトマイシン

そもそも、出だしがこれ。
    ↓
「夏草やつわものどもが夢のあと」


★主な内容

1)吾輩は猫である。
  *抗潰瘍薬

2)秘方一粒金丹
  *モルヒネ

3)「B足らん」の時代
  *ビタミンB1

4)薄明の中の北原白秋
  *インスリン

5)いざ生きめやも
  *抗結核薬

6)みだれ髪の歌人
  *血圧降下薬

7)眠りへの逃避
  *麻酔薬、催眠薬

8)愛の妙薬
  *催淫薬

9)フレミングの神話
  *ペニシリン

10)五分間の戦い
  *狭心症治療薬

11)「薬なんか効くはずないよ」
  *精神病治療薬

12)メキシコヤムイモの魔法
  *抗炎症ステロイドとピル


■薬の話 (中公新書) 山崎 幹夫 (著)
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2010年09月04日

■新しい薬をどう創るか

■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)
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新しい薬をどう創るか (ブルーバックス)



新しい薬をどう創るか

新しい薬をどう創るか

価格:1,092円(税込、送料別)




一線の研究者たちが語る、新薬研究のすべてDNA情報を活用したゲノム創薬、病巣だけを狙い打つドラッグデリバリーシステム、“21世紀のガマの油”抗菌ペプチドなど最先端研究をわかりやすく解説する。
それが、まさに、カエルの皮膚から発見された「マガイニン」、って「マガイモノ」みたいだけど、本当なのだ。

一つの新薬の誕生が、不治の病から世界中の患者を救うかもしれない。
薬学の研究者はこれを『ファーマドリーム』と呼ぶ。
化学、分子生物学、薬理・薬剤学などたくさんの学問が絡み合う新薬創製は、そんな“夢”を追う努力の積み重ねでもある。

本書では、創薬の基本的な考え方から、ドラッグデリバリーシステム、ゲノム創薬など最新の研究まで幅広く紹介していく。


日曜の午後に紅茶なんぞを飲みながら読むのに適したものです。(新書版で290頁だ。)

この本を読んで、何に役立つの? と言われると、ほとんど何も役立たないのだが、それは面白いからだ。

ちょっとしたブレイクに、自分が働く業界のこんな本を読んで、まだまだ、人類の科学者はがんばっているんだよね、だから、俺も頑張らないとね、と思うのに役立つのでした。


★主な内容

1)薬創りは『健康と病気の違いを知ること』から始まる
  *インシュリン物語

2)薬を合成する
  *ドラッグデザイン

3)薬のターゲットタンパク質の構造を決定する
  *膜タンパク質の立体構造研究

4)薬をデザインする
  *コンピューターナビゲーション

5)薬がなぜ効くかを調べる
  *モルヒネ研究の歴史
  *イオンチャンネルゲノム創薬

6)抗ウイルス剤の開発
  *抗HIV−1剤の開発研究

7)日本発 世界が驚いたアルツハイマー病治療薬の開発
  *世界最強の化合物

8)生体防御の仕組みから抗菌剤を創る
  *平成版ガマの油の話(抗菌性ペプチド)

9)体の中の薬の動きを自由にあやつる
  *DDSのバイオ医薬品への応用

10)ゲノムで変わる医療、創薬
  *薬理ゲノミクスの具体例


■新しい薬をどう創るか (ブルーバックス) 京都大学大学院薬学研究科 (編集)
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